のりみ、能見台第2踏切の拡幅を実現!
金沢文庫駅と能見台駅の間にある能見台第2踏切
京浜急行電鉄金沢文庫駅と能見台駅の間にある能見台第2踏切は、幅員が狭くて自動車の対面通行ができない上、歩行者や自転車の往来も多く、区民生活に大変な不便を掛けている課題だと思っていました。平成21年4月に横浜市会議員に当選した翌月には、金沢区土木事務所を訪問し、踏切拡幅の為に、踏切に隣接している土地の購入を訴えましたが、土木事務所からは私が提案した土地を購入し拡幅すると、「線路に対して鋭角な道路になってしまい大変に危険である。反対側の土地なら良いのですが、、、」との回答でした。
踏切拡幅の為に横浜市へ売却して欲しい!
反対側の土地の方はプロパン販売を営んでおり拡幅は難しいと諦めておりましたが、経営されていた方が急死され、ご商売を畳まられるとの噂を聞きつけ、早速土地の所有者を調べましたら地元のお寺が所有し、売却の方向で進んでおりました。
たまたま、飲み友達がお寺の役員をされており、「踏切拡幅の為に横浜市へ売却して欲しい!」と訴えたところ、お寺のご住職に繋いでいただいて「地元のお役に立つなら、喜んで協力します!」と快諾を貰いました。

その後は、横浜市会の本会議等で、危険な踏切の拡幅に関して議論を重ね、平成 28 年3月に策定した「横浜市踏切安全対策実施計画」の歩行者対策が必要な踏切に位置付けました。
平成 30 年度から、道路局と金沢土木 事務所が連携して、踏切及び前後道路について、連続した歩行者空間の確保、 自動車の対面通行が可能となる拡幅の整備を進め、令和3年6月 23 日に拡幅 が完了しました。

地図をつくる仕事
長い年月がかかりましたが、私が動かなければ、不動産会社に売却されて二度と拡がることはなかったと思っています。
我々の仕事は、20年、30年、50年〜100年先の街を作る事であり、まさに、『地図をつくる仕事』です。これからも課題に関しては、喜んで、進んで、果敢に向かって行きます。

横浜市会議員:高橋のりみ